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執筆者の写真Okado T

カンボジア コロナ禍深刻。ランドセルの輸出はいつに?

この3月26日に、富山市内小学校65校よりご提供いただいたランドセル1,150個と多数の文房具、絵本は、この5月上旬に日本から船で輸出され、来週20日前後には、カンボジア シアヌークビル港に着く予定でした。

そして、現地アンコールワット・ライオンズクラブのメンバーの方が荷物を引き取り、秋の新学期に向けて、楽しみにしているカンボジアの子供たちへ贈る準備を進める予定でした。

しかし、

カンボジアの新型コロナウィルス感染状況の悪化に伴い、人の行動に厳しい制限がかかり、メンバーによる港での輸入手続き、輸送手配などできない状況となり、この行動制限が解消される目途が着くまで、日本からの出荷を見合わせざるを得ない事態となってしまいました。

実際、これが、いつまでとは、誰も言えないのが現状です。

これに伴い、

高額な倉庫代負担、輸出費用の高騰、その他不測の費用負担など、

この事業へも深刻な影響を及ぼす事態となりました。

もし、2か月、3か月と荷物を送れず、倉庫保管となると、当協会の財政も破綻してしまう可能性が大です。

(ただ今、この事態の解決策を模索中です。)


カンボジアのコロナの状況について、

詳しくは、在カンボジア日本大使館からの情報をご覧ください。




今回の事業を進めるにあたって、

昨年秋、富山市 小学校長会の会長さんにご相談した際、校内外の行事という行事を、コロナへの対応としてほぼ断っている中、「こんな時期だからこそ、子供たちへ、少しでも夢を与えることになれば!」ということで、今回実行することとなりました。

そこには、インフルエンザ同様、空気感染、飛沫感染するウィルスなら、春までは落ち着くだろう、ワクチン接種もそのころには始まっているだろうと、期待していたところもあるかもしれません。

しかし、様相に反して、日本でも、感染者が減るどころか、増えて北海道など、新たに緊急事態宣言の対象となってしまいました。

これは、誰も予想していなかった状況であり、天災同様、誰を責めるものでもありません。

今、私が、一番願うことは一つ、

小学校長会の会長さん以下、事業へのご賛同とご協力を頂いた富山市内全小学校の職員の皆様、ランドセルをご提供いただいた卒業生や親御さんたち、回収、検品・梱包作業に携わっていただいた方々、多大なるご協力を頂いている山口物流様など、多くの人たちの思い、真心のこもったこの贈り物を、何としてもカンボジアの子供たちの手へ渡したいということです。

この願いを実現するためには、なりふり構わず、あらゆる手を打ちたいと思います。


この場をお借りして、

皆様に一つお願いがございます。

どうか上記事業の状況と思いをご理解いただき、わずかでもかまいません、「カンボジアへランドセルを贈る事業」のために、ご寄付をお願いいたします。


コロナ禍で、皆様ご自身もお困りのことと思います。

厚かましいお願いでございますが、

何卒、ご理解、ご支援をお願いいたします。


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「カンボジアへランドセルを贈る事業」の進捗については、

引き続き、この協会サイトの「お知らせ」にて、ご報告して行きますので、よろしくお願いします。


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